The marketing for niche restaurants

使命は「ニッチな飲食店のビジネスモデルを提言し続ける」こと

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コロナ禍で飲食店ビジネスに大きな影響がでました。
いま、大切なのは「そのお店に行く理由があるのか」だと思います。
どうしてもそのお店に行く理由がないとお客さまは来ません。
どうしたら「行く理由のあるお店」になれるかです。

少し別な話です。飲食店ビジネスには大きな問題があります。
飲食店は生産性が低いことです。
2016年の中小企業白書で業種別の労働生産性が発表されました。
飲食サービス業は、全業種のうちで最低でした。
生産性が低いというのは、付加価値が少ないということです。
わかりやすく言うと、儲けが少ないということです。
なんとかしないといけません。

儲けが少ない。それは、安く売っているからです。
なぜ安く売ることになるのでしょうか。ほかのお店と同じようなものを売るからです。
ラーメンが人気だからラーメン。餃子が流行っているから餃子。
おにぎりがトレンドだからおにぎり。
ほかのお店と同じようなものを売るなら、価格で競争することになります。
そうなると安売り競争です。儲けは少なくなります。

また、少し別な話になります。ニッチについてです。
ニッチはすき間と思われています。しかし、すき間ではありません。
ニッチは、たったひとつの独自のポジションのことです。
生き物が生きていくために見つけ出したひとつだけの独自ポジション(生態的地位)がニッチです。

独自であれば、ほかのお店とは違うので、安売りで競争する必要はありません。
独自であれば、ほかのお店とは違うので、お客さまがお店に来る理由が生まれます。
安売りをしないでお客さまに来ていただければ儲けがでます。

ニッチは日本ではあまり注目されていません。
しかし、世界ではニッチに注目が集まりはじめています。
ニッチ(niche)という言葉の検索数は世界全体で2015年ごろから上昇しています。
差別化や多様性を進めようとすると、ニッチが必要になるからだと思います。

しかし、どうやって儲けが出るニッチを見つけるのか。
どうやって、ニッチな飲食店のビジネスをスタートさせて続けるのか。
難しい問題です。よく研究して考え、試してみる必要があります。
これについて実際の支援からの学びや世の中の知恵を集めて、このサイトに記事を掲載しています。

飲食店には、いつも一生懸命に働いているたくさんの人たちがいます。
働いている努力がむくわれる必要があります。
飲食店は儲からない、すぐつぶれる、ブラックだなどと言われないようにする必要があります。
ニッチな飲食店について確かめて、調べて、考えることによって
いまを変えることができると信じています。

使命は「ニッチな飲食店のビジネスモデルを提言し続ける」ことです。

ニッチな飲食店のマーケティング企画室
代表 雨 宮 和 男

雨宮和男
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