以下、当室の中小事業者さま向けの実施支援の内容について簡単にまとめました。ご参考ください。
「アジアンレストラン」の支援
課題:売上高不足の改善
状況:店舗は好立地であるため店舗賃貸料が高額。売上高不足により十分な利益が確保できない状況であった。
施策:メニューのABC分析、アンケート調査などを実施。分析の結果からおすすめメニューの設定、新商品の導入を実施。ターゲット顧客をあらためて設定。告知のためのWebサイト、店舗ツールを整備した。
成果:新商品による売上が向上。これを契機に継続的な改善がおこなわれるようになった。
「燻製ソーセージショップ&レストラン」の支援
課題:売上アップにつながる認知度の向上
状況:安定した売上はあったが既存顧客が中心。成長のために売上をアップさせるブランド認知向上が必要だった。
施策:公的機関と連携した燻製ソーセージづくり教室を開催。WebサイトやSNSで告知。告知による知名度向上を目指した。
成果:SNS発信などにより燻製ソーセージづくりについて地元メディアからの取材やメディア露出があり認知度が向上した。
「ギフトショップ」の支援
課題:売上高不足の改善
状況:店舗のある地域は観光地域で条件は良好であった。しかし売上高が不足がちであることと季節による売り上げ変動が大きかった。この改善が必要であった。
施策:地域内の競合店近隣など8か所で店舗前通行量調査を実施。他の地点と比較すると通行量が少なく、主要ターゲットである観光客の動線からはずれていることが確認された。店舗移転について検討することとなった。
成果:通行量の多い地域に店舗を移転。売上高が大幅に向上した。
「コーヒーショップ」の支援
課題:オープン初動期の認知度向上
状況:ショップオープン時点の認知度が低く、顧客の獲得が厳しい状況であった。
施策:店舗前の通行量調査を実施。想定以上の通行量があり、潜在顧客が多いことを確認。新規顧客・リピート顧客獲得のためのコミュニケーションツールについて検討。
成果:SNSで毎日の定期店舗情報を発信し顧客の獲得につなげた。
「健康食品の新商品開発」の支援
課題:新商品の企画から発売までの進行
状況:スタートアップであったため市場分析、競合商品分析、ターゲット設定、商品デザインなど発売のための準備時間が不足。進行を円滑に進める必要があった。
施策:不確定要素が多かったため複数の商品プロトタイプ(試作品)を作成。ネーミング、パッケージデザイン、ロゴタイプ、広告コピーなども作成し、それをもとに検討。
成果:プロトタイプ作成により具体的なイメージが固まり、以後、新発売までの進行が円滑になった。