The marketing for niche restaurants

ニッチな飲食店とはどんなお店か

 ニッチな飲食店とは外食チェーン店ではなく、ちょっと変わった飲食店のこと。
お腹をいっぱいにすることだけが目的のお店ではありません。
お客さまの悩みを解決するお店の場合もあります。
しかし、ちょっと変わっているだけに難しい問題もあります。

1.ちょっと変わった飲食店

 たまに、「え、こんな店あるの」というお店を見かけることがありませんか。
例えば、言われても地球儀でその場所を指でさせない国の名前のレストラン。
ニッチな飲食店のひとつの例です。

 ベジタリアンの専門店、ひとつのスポーツチームだけを応援するお店、
地方の珍しい料理の専門店、テレビ番組のような深夜だけ営業しているお店など
探してみると実はたくさん、いろいろなカテゴリーでニッチな飲食店があります。
(詳しくは別ページ参照ください)

2.外食チェーン店では解決できないこと

 ラーメン店、おそば屋さん、イタリアンやフレンチ、居酒屋など飲食店の多くは、
個人など中小の事業者の方が経営されています。
しかし、現在、飲食業では大手企業も含めた外食チェーン店が増加中です。

 外食チェーン店では、基本的に規模を生かして仕入れのコストを低く抑え、
低価格での販売を行っています。
お客さまに、おいしいものを安い価格で、お腹をいっぱいに
食べていただくことを目指しているからです。
そのために各店舗で、できるだけ同じ食材を使い、
できるだけ同じメニューを提供することになります。

3.存在価値があるニッチな飲食店

 しかし、食事の事情も変わりました。
空腹を満たすためだけの食事は昔のことになりました。
お腹いっぱいになりたい人もまだ多いのですが、
お腹いっぱになってはいけない人もいます。
お腹の問題よりも心を満たす必要のある人もいます。

 ニッチな飲食店であれば、そんな事情を解決することができます。
アレルギーに対応した安心できる食事の提供ができるお店、
栄養素など健康データに配慮した料理を出すことができるお店、
インスタで「いいね」がいっぱい集まるメニューを出してくれるお店、
かつて旅行したアフリカを思い出す食べものが出せるお店というのもあるでしょう。

 同じメニューを提供したい外食チェーン店では、
お客さまの一人ひとりの希望する食事の解決はできません。
だから特定のお客さまの希望を叶えるニッチな飲食店には、存在する価値があります。
社会は変化しています。変化する社会には常に課題があります。
その課題のなかのいくつかをニッチな飲食店であれば解決することができます。

4.飲食店ビジネスは厳しい

 大手外食チェーン店は、事業規模も大きくヒト・モノ・カネ・情報など
豊かな資源を使ってビジネスを行います。
一般の飲食店は価格競争に巻き込まれて厳しい状況にあります。
ニッチな飲食店であれば、お客さまが限られている場合も多く、
さらに厳しいかもしれません。

 総務省の統計局によると全国には約67万店の飲食店があります。※ 
確かなデータが手元にありませんが、飲食店の場合、10年続くお店は約1割。
どのくらいのお店が毎年オープンし、なくなっていくのでしょうか。

 社会のなかで価値があり、お客さまに支持されるニッチな飲食店。
ビジネスとしてうまく進める道を整理し、見出す必要があると思っています。

※総務省統計局「経済センサス・基礎調査」(平成21年)

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